プロジェクト・チーム設計
~新規立ち上げ・再編時の「最適なチーム」の組成支援~
根拠のある「配置」が、不必要な摩擦をゼロにする
プロジェクトの成否は、多くの場合「誰がどの役割を担うか」という初期の布陣で決まります。プロジェクト布陣設計では、個人の能力(スキル)だけでなく、永峰式マヤロジックシステムが導き出す「リソース(方位)」と「資質」を掛け合わせ、エネルギーが最も円滑に循環する構造を設計します。
チーム設計における3つのアプローチ
1. 循環を完結させる「リソース・ポートフォリオ」
プロジェクトを完遂させるために必要な4つの方位(東・北・西・南)を、メンバーの資質で網羅します。
- 役割の最適化: 「東」のリソースを持つ者をブレストの中心に、「北」を持つ者を企画・仕組み化の主軸に配置するなど、本人の資質と工程を一致させます。
- 空白の補完戦略: 特定の方位にリソースが不足している場合、外部パートナーの活用や、他の方位による「代行的サポート」の運用ルールをあらかじめ設計します。
2. チーム人格に基づく「コミュニケーション・プロトコル」
統合されたチーム人格(方向性)に合わせ、プロジェクト内の合意形成の仕方を設計します。
- 例: 「対話」がテーマの人格であれば、進捗管理に密なミーティングを組み込む。「成長」がテーマであれば、各工程にチャレンジングな要素を配置するなど、チームが最も動きやすい「文化」を意図的に作ります。
3. フェーズごとの「主導権リレー」の策定
プロジェクトの時間軸に合わせ、どのタイミングで誰の視点を最優先すべきかをロードマップ化します。
- バトンタッチの明確化: 「企画(北)から運営(西)へ移る際、誰が旗振り役を交代するか」を事前に合意しておくことで、実戦での判断スピードを最大化します。
アウトプット:プロジェクト戦術配置図
布陣設計の最終成果物として、以下の内容を含む「プロジェクト戦術配置図」を提供します。
- 方位別メンバー配置表: 各工程のメイン担当とサポート担当の可視化。
- リスク回避マニュアル: 構造上、停滞が予想されるポイントと、その際の具体的な対処法。
- リーダーのための「伝え方」ガイド: チーム人格を踏まえた、キックオフや重要局面でのメッセージ設計。
結論:偶然の成功を、必然の勝利へ
「相性が良かったからうまくいった」という偶然を待つのではなく、構造的にうまくいく布陣を意図的に作り上げること。 この布陣設計によって、メンバーは「自分の特性がこの工程で必要とされている」という確信を持って動けるようになり、組織は迷いのない、極めて高い機動力を持つ集団へと変貌します。
可視化された構造を、組織の「成果」へと実装する。 現在の組織における不調の解剖から、最適な布陣設計、そしてリーダーへの継続的な伴走支援まで。あなたのチームに確信ある決断をもたらす「具体的な導入メニュー」は、[ソリューション一覧]よりご確認いただけます。